中小企業診断士Mokaのブログ

航空機エンジニアの知見×経営診断ノウハウで、製造業の未来に伴走する

【サイト移転のお知らせ】ホームページを新しくリニューアルいたしました!古いWordPressサイトから自動的に最新の爆速サイトへ転送されています。

プロフィール

はじめまして、Mokaと申します。

大阪府出身、神奈川県在住の50代前半の中小企業診断士です。約28年にわたり、民間企業にて航空機関連の生産技術、設計、研究開発、品質管理などに深く従事してまいりました。

現在は公務員へと転職し、その職務に励む傍ら、副業や将来の独立を見据えて診断士活動をスタートさせています。

大好きな飛行機や航空機に関わる仕事はこれからも大切に続けつつ、これまでのキャリアで培った知識と経験をフルに活かし、製造業を中心とした中小企業の皆様の実行支援を行っていきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

診断士受験ノウハウ

① 勉強のきっかけ

技術系の仕事における限界と危機感

ある時、自社の開発案件の稟議のために、上司と共に経営陣への説明に同行する機会がありました。自分たちにとっては技術力向上に繋がる素晴らしい提案だと確信していましたが、結果は経営上のメリットを十分に説明しきれず、納得が得られないまま見送りとなってしまいました。この経験から「優れた技術であっても、経営視点での価値を説明できなければ響かない」という技術者としての限界を痛感したのです。

また、長年同じ業界や組織に留まり続けることで、自分が「井の中の蛙」「ゆでがえる」状態に陥っていくのではないかという焦燥感もうっすらと抱いていました。

コロナ禍がもたらした業界への大ダメージ

2020年からの世界的パンデミックは、私が身を置く航空業界に壊滅的な打撃を与えました。旅客需要は消滅し、航空機が売れない日々が2022年頃まで続きました。給与のカット、借入金で何とか持ちこたえる会社の財務状況、作用して周囲の若手技術者たちの次々とした転職。「もし会社がなくなったら、今の自分に何ができるだろうか」という強烈な危機感が襲ってきました。

「経営の知識」という自由への切札

そんな折、過去に大事故から生還したことを機に大手企業を辞め、MBAを取得して「組織に頼らず自由に生きる自信がついた」と熱く語っていた友人の言葉を思い出しました。会社依存の不安定な未来を嘆くくらいなら、自分で事業を行えるだけの経営力を身につけよう。そう決意したときに出会ったのが「中小企業診断士」の資格でした。「挑戦するなら今しかない」と一念発起し、受験の道へと飛び込みました。

② 1次試験勉強方法

1次試験の概要

1次試験は、マークシート方式で全7科目の広範な知識が問われます。毎年1回(8月初旬頃)実施され、合格基準は「①総得点の60%以上、かつ②1科目でも40点未満(足切り)がないこと」です。科目合格システム(有効期間3年)もあるため、得意科目で貯金を作り、平均60点を目指す戦略が有効です。令和5年度の1次試験合格率は26.9%で、例年 20〜30% 前後で推移しています。

「浅く広い知識」を攻略するインプット&アウトプット法

1次試験は知識量が勝負の学習です。科目ごとに「理解系」と「暗記系」に分けて戦略を練るのが効果的でした。

タイプ 該当科目 特徴と対策
理解系 財務・会計、企業経営理論、運営管理 2次試験のベースとなる最重要科目。早期に本質を理解する.
暗記系 経営情報システム、中小企業経営・政策 直前期の詰め込みが効果的。うろ覚えでもマークシートなら対応可能。
中間・その他 経済学・経済政策、経営法務 ※私は特に経営法務が苦手で、確実な補強が必要でした。

具体的な4つの実践ステップ

  1. 参考書・動画での知識インプット: 私は「診断士ゼミナール」を活用。通勤時間などのスキマ時間をすべて動画視聴にあてました。
  2. 問題を解きながら記憶に定着: TACの「スピード問題集」を何周もひたすら解きました。間違えた部分だけ「スピードテキスト」に戻って弱点を補強。※使い終わった教材は、2次試験直後にメルカリで高値で売却できました。
  3. 過去問・模試での試験慣れ: 模試や過去問で当日のタイムマネジメントを訓練します。難問は捨て、誰もが解ける基本問題を確実に仕留める意識が合否を分けます。
  4. ファイナルペーパーの作成: 直前チェック用に、参考書「一発合格まとめシート」に自分自身の苦手箇所やメモを書き足し、試験直前まで見直せるお守りとして活用しました。

③ 2次試験勉強方法

正解がないと言われている「2次試験の勉強方法」についてです。

マークシート方式の1次試験と違って、80分/事例 × 4事例の筆記試験です。与件文を読み、企業が抱える問題点や課題を見つけ、改善方法を提言できる能力が問われます。

1. 事例ごとにテーマが決まっている

4つの事例にはそれぞれ明確なテーマがあり、それに沿った切り口で解答しなければ点数は入りません。例えば、事例Ⅰで生産管理のことを沢山書いても加点されません。事例毎に必要な知識を体系的に整理しておく必要があります。

2. 文章の型とキーワードを事前に準備

解答を作る際、字数制限がある中で漏れやダブりがなく、伝わりやすい文章を作らなければなりません。そのため、聞かれていることに対応した文章構成と、事例毎のキーワードを準備することをお勧めします(例:理由を聞かれたら「〜のため。」とするなど)。キーワード選び(事例Ⅲ生産なら「マニュアル化」など)は、私も通った予備校の「MMC」さんが得意ので非常にお勧めです。

3. 国語力もある程度必要

80分間で長い与件文を読み情報を整理して解答を作成するためには、ある程度の国語力が必要です。国語力がないと読むのに時間がかかったり、ミスリードしてしまう可能性があります。普段から主語・動詞・目的語を意識して、正しい日本語を書くよう心掛けましょう。だらだらとした長い文章は読みづらいため、可能な限り「理由は、①…、②…のため。」のように箇条書きを取り入れ、分かりやすい文章を書きましょう。

4. 思考力が問われる

思考力が問われる1次試験に対し、22次試験ではコンサルタントとしての「思考力」が問われています。2次試験受けられる人は全員1次をパスしており知識は持っていますが、その中から5人中1人程度しか合格できない試験です。

私自身も何度目かの挑戦でやっと合格できたのですが、不合格だった年は、自分の思い込みや経験をベースに解答を書いたり、提案の根拠として抽出した与件文の箇所がズレていたりしました。テーマに沿った切り口で与件文から根拠を探し、その根拠に対して「①つまりどういうことか」「②なぜそうなったか」を思考して、与件文との因果関係がはっきり分かるような解答を作ることが合格への鍵となります。

診断士活動

これまでの中小企業診断士としての活動履歴や支援実績をご紹介します。日々地域への貢献と自己研鑽に努め、多様な分野での知見を深めております。

■ 2023年

■ 2024年

■ 2025年

本業

🛠️ コンテンツは現在準備中です。航空機技術(生産技術・設計・品質管理)に関する知見などを発信していく予定です。

問い合わせ

ご意見・ご感想、各種ご相談など、以下のフォームよりお気軽連絡ください。